重症心身障害児(者)にかかわる職員のための 自己チェックリスト
中村博志、阿部幸泰、他: 心身障害研究報告書
国立療養所重症心身障害研究会・編 重症心身障害児病棟における総括的療育内容に関する研究 −自己チェックリスト作成に向けて− 平成4年度心身障害研究、143-148,1993. より、ご承諾をいただき、一部改変し、html化しました.
(プリントアウト用を用意しました → こちら

重症心身障害児(者)にかかわる職員のための 自己チェックリスト
Yes か No かどちらかわりきってお答えください
 食事時間であることが分かるような環境(例えばBGM等)を設定し、言葉掛け・挨拶等をしてから食事をさせていますか。 Yes No
 摂食の時は出来るだけ座位を保てるような工夫をして、臥位でしか食べられないような入所者でも嚥下しやすいように、頭部を高くするなどして援助していますか。 Yes No
 食事が熱すぎないように、食器の底の温度や湯気の立ち具合を見て、適温で援助していますか。 Yes No
 食事は、主食・副食を極力混ぜないようにし、薬も出来るだけ混ぜないようにし、やむを得ず混ぜる場合でも極力小量に混ぜて援助していますか。 Yes No
 食事中は職員同士の私語は極力控え、入所者が穏やかに食事摂取できるように言葉掛けをしながら、入所者のペースに合わせて一口づつゆっくりと援助し、また日頃の摂食状態と異なる場合は無理をせず、食事の量を調整して援助していますか。 Yes No
 入所者の食事量、食事形態、摂食機能について、日頃から出来るだけケースカンファランス等を通してケースを把握し、入所者が快適な状態で食事が出来るように心掛けていますか。 Yes No
 定時のおむつ交換時以外でも、便臭に気づいたり、泣いていたり、夜間目覚めていたりした時、おむつを点検し、汚れていたら取り替えていますか。 Yes No
 おむつ交換時やトイレ使用時に周辺に気を配り、露出部分を少なくしたり、人の目に出来るだけ触れないように工夫していますか。 Yes No
 おむつ交換時、排泄の時等その都度清拭し、汚れのひどい時はシャワーをする等いつでも清潔に気を付けていますか。 Yes No
10  おむつ交換時、排泄物の量や性状、あるいは陰部の皮膚の状態等に常に注意を払い、もし異常があれば報告し記録していますか。 Yes No
11  尿意・便意の意志表示があった時は、出来るだけ速やかに対応していますか。 Yes No
12  清潔なおもつを床に置いたり、汚れたおむつを床や布団の上に置いたりしないようにしていますか。 Yes No
13  おむつ交換時や排泄介助時に、相手を傷つけたり気兼ねしたりするような言動をしないように気を付けていますか。 Yes No
14  個々の体型を考えておむつの当て方を工夫したり、洩れたり、運動制限にならないようにしていますか。 Yes No
15  排泄訓練者に対して、失敗をとがめたり、怒ったりしないで、出来るだけ誉めたり励ましたりして、本人が意欲的にやれるようにしていますか。 Yes No
16  睡眠・覚醒のリズムが出来るだけつくように、日中の活動なども考えるようにしていますか。 Yes No
17  入所者の睡眠リズムを考慮して、病棟生活が無理なく過せるようにしていますか。 Yes No
18  夜間、職員の行動に伴う騒音、明り等で患者の安眠が妨げられないように心掛けていますか。 Yes No
19  睡眠中の室温・寝具・体位等に十分な注意を払っていますか。 Yes No
20  不眠者への対応に、安易に眠剤を使ったり隔離したりせず、原因追及を始め適切な方法を考えていますか。 Yes No
21  シャワーや、浴槽のお湯をかけたり入れたりする前に、自分の手でお湯の温度を確かめていますか。 Yes No
22  目、耳、口にシャンプー液や石鹸が入らないように配慮していますか。 Yes No
23  お湯をいきなり体にかけないで、声掛けをしながら足からかけるようにしていますか。 Yes No
24  全身(特に陰部など)を丁寧に洗っていますか。 Yes No
25  入浴時、皮膚の状態などを丁寧に観察していますか。 Yes No
26  自力で出来ることは自分でするように促しながら入浴介助していますか。 Yes No
27  入浴前後、裸の時等、タオル等をかけて裸を人目にさらさないように気を付けていますか。 Yes No
28  体調が悪く入浴できない時、清拭をしていますか。 Yes No
29  よだれ、鼻水、痰、眼脂等、目についたらすぐに拭いてあげていますか。 Yes No
30  衣類、リネンの汚れ、手足の汚れ等に気付いたらその都度交換したり、洗ったり、拭いたりしてあげていますか。 Yes No
31  歯磨きは、口内を良く見ながら丁寧に行っていますか。 Yes No
32  ひげ剃り、爪きり、耳掃除等は定期的にまたは適時行っていますか。 Yes No
33  履物は病棟内、外の区別をし、病棟内、特に床等の清潔保持に注意していますか。 Yes No
34  排泄、食事、歯磨き等の介助時に必ず手洗いをしていますか。 Yes No
35  室内外の温度・湿度や子供・入所者の状態に合わせて衣類の調整をし、適切な衣類を着用させていますか。 Yes No
36  色彩や季節感を考慮し、出来るだけ個性を尊重した衣類にしていますか。 Yes No
37  破れや綻びがなく、身体に合ったサイズのものを着用させ、だらしのない服装にならないように気配りをしていますか。 Yes No
38  衣類は吸湿性・伸縮性に優れ、動き易く着心地のよい素材のものを選んで着せていますか。 Yes No
39  下着は汚れていなくても毎日着替えさせていますか。 Yes No
40  座位・良肢位等を出来るだけとれるようにしていますか。 Yes No
41  各自の運動能力が出来るだけ伸びるように、移動能力に合わせた運動が出来るようにしていますか。 Yes No
42  入所者の移動時の介助は、不安のないように声掛け等をして安全な方法で介助者の身体的負担も少ないように行っていますか。 Yes No
43  入所者を跨いだり、足で動かしたり、引きずったりしないように心掛けていますか。 Yes No
44  動けない入所者に対して体位交換等、出来るだけ動かしていますか。 Yes No
45  補装具・車椅子等が入所者に適切に合っているかどうか注意していますか。 Yes No
46  出来るだけ、一日中ベッドに寝かせきりにしないようにしていますか。 Yes No
47  重い入所者を抱き上げる時には、二人で介助するようにしていますか。 Yes No
48  目の高さを同じにしたり、目を見ながら話しかけるようにしていますか。 Yes No
49  関わるときは、いつも言葉掛けをしながら働きかけていますか。 Yes No
50  入所者・家族・他のスタッフの悪口や非難すること等をしないようにしていますか。 Yes No
51  入所者・スタッフ同士で挨拶は必ずしていますか。 Yes No
52  入所者の訴え・サイン等をいつでも注意深く読み取るようにしていますか。 Yes No
53  反応の乏しい入所者にも声掛け・スキンシップなど積極的に働きかけていますか。 Yes No
54  入所者の状況や興味に応じて適切な遊びや玩具等を与え、楽しく遊べるようにしていますか。 Yes No
55  身体的な遊び、感覚的な遊び、戸外での遊び等幅広い遊びを経験させ、継続・反復して行うことでいろいろな面での発達を促していますか。 Yes No
56  散らかる、危険である等の理由で、必要以上に入所者の喜ぶ遊びを禁じたり、制限しないようにしていますか。 Yes No
57  入所者との遊びやスキンシップを大切な業務だと思っていますか。 Yes No
58  出来る限り入所者と関わる時間を持ち、一緒に遊んだり、歌ったり、話したりすることで信頼関係を育てていますか。 Yes No
59  発達段階を考慮して遊びを計画していますか。 Yes No
60  入所者と関わることに喜びを感じていますか。 Yes No
61  職員全体でよく話し合い、意思統一をとっていますか。 Yes No
62  定期的に客観的評価を行えるようにしていますか。 Yes No
63  入所者個人個人に合った短期・長期の療育目標・訓練計画を考えていますか。 Yes No
64  訓練・しつけ・教育等が強制的・画一的にならないようにしていますか。 Yes No
65  無理な訓練にならないように、安全面のチェックをしていますか。 Yes No
66  問題行動が見られる時に、安易な薬物投与をしないようにしていますか。 Yes No
67  問題行動が見られる時に、行き過ぎた抑制をしないようにしていますか。 Yes No
68  問題行動が見られた時に、必ず病棟でのカンファランスを行い、職員が一致した行動がとれるようにしていますか。 Yes No
69  問題行動の原因究明を病棟全体で検討していますか。 Yes No
70  問題行動が見られた時に、それが入所者サイドの原因によって起こったものなのか、職員サイドの原因なのか検討していますか。 Yes No
71  入所者が困った行動を取った時、懲罰になるような対応をしないように注意していますか。 Yes No
72  小さい事故だといって軽視する事なく、発生原因について全職員で話し合い、再発防止対策を立てていますか。 Yes No
73  室内外の温度・湿度・換気・採光・騒音等、入所者の状態に合わせ細かく調整し、安全で明るい生活環境を作っていますか。 Yes No
74  ベッド柵の上げ忘れのような不注意で事故を起こすことがないように、常時安全確認を心掛けていますか。 Yes No
75  室内装飾や音楽等で、快適で豊かな生活が送れるように工夫していますか。 Yes No
76  医療器械、薬品、設備、教材備品、その他の日常生活用具全般についての点検整備をこまめに行っていますか。 Yes No
77  介助時の事故(誤嚥・窒息・外傷・骨折・火傷等)防止に努めていますか。 Yes No
78  今までの事故の教訓を生かすように努めていますか。 Yes No
79  事故発生時は家族に連絡をしていますか。 Yes No
80  家族の状況把握に努め、その上に立った理解をするようにしていますか。 Yes No
81  家族が病院・施設に来やすい雰囲気を作るために接し方に注意していますか。 Yes No
82  家族が来院・来棟している時は、入所者の近況を含め、出来るだけ話をするようにしていますか。 Yes No
83  必要に応じて家族と連絡を取っていますか。 Yes No
84  家族の状況によっては、外泊、面会は出来ない事を理解していますか。 Yes No
85  プライバシー等の観点から、見学者の前でおむつの交換等を避けていますか。 Yes No
86  見学者がいなくても、入所者に対して同じ行動をとっていますか。 Yes No
87  病院・施設をオープンにするべく、ボランティアや見学者を積極的に受け入れるように努力していますか。 Yes No
88  重症心身障害児施設を一般の人々に理解してもらうために、見学者やボランティアに対してオリエンテーション等、説明を十分していますか。 Yes No
89  ボランティア・実習生などが直接入所者に接してもらう時は、未経験であることを念頭におき、職員の目が届くように心掛けていますか。 Yes No
90  自己研鑽・健康管理に努めていますか。 Yes No
91  職員の質の向上を図るように勉強会等をしていますか。 Yes No
92  その時の気分次第で入所者に対する態度が大きく変化しないようにしていますか。 Yes No
93  職員一人一人が自主性をひきだし、意欲的な病棟運営が行われるように配慮していますか。 Yes No
94  国立病院重症児病棟は病院であるとともに、児童福祉法に基づく児童福祉施設に準じた施設であることを理解して、日常の仕事をしていますか。 Yes No
94' (重症心身障害児施設職員の場合)重症児施設は、児童福祉法に基づく児童福祉施設で、施設であると同時に病院であることを理解して、日常の仕事をしていますか。 Yes No


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