公共交通機関を利用した外出・旅行支援マニュアル 戻る
 −人工呼吸器を使用している子供達の自律のために−



想定される問題事象 (例)      年   月   日

<現在の状態>
    人工呼吸器の使用 □24時間 □睡眠時のみ使用 □その他(       )  □気管切開 □酸素
    移動手段 □坐位用車椅子 □寝たままの車椅子
    意思伝達 □自分の意思を言葉で伝える □限られた人のみわかる □ほとんど分からない
    飲食 □経口摂取 □経管(□胃瘻 □腸瘻)
    内服薬:(                                         )
    体重:(    )kg 測定日:     年   月   日
    バイタルサイン(平常値)体温(   )℃  呼吸(   )回/分 脈拍(   )回/分 SpO2(   )
    その他: □てんかん発作:
想定される問題事象起こったときの対応起こさないための予防策
<1.万が一起こりうる事象>
1)痰詰まりによる呼吸状態の悪化 ・吸引
・酸素吸入(投与)(SpO2 96以下が続けば酸素0.5〜2l吸入して様子を見ながら改善しなければ救急車を呼び、緊急用の連絡先へ搬送
・外出前にネブライザー吸入と十分なタッピング吸引
2)気管切開部の汚染、異物やほこり、煙などの混入 ・吸引 ・強風時屋内に入る
・禁煙場所を選ぶ
3)体温の上昇(体熱感、発汗)及び低下(四肢の冷感) (体温上昇)
・薄着にして日陰に入って休む、水分補給
・衣類を緩める
・38℃以上なら帰宅
(体温低下)
・衣類や掛け物で保温
・35℃以下なら帰宅
 
4)カニューレの抜去 ・いつもと同じ要領で母親がカニューレを交換 ・気管カニューレの位置が正しい
・気管カニューレの固定ができている
・気管カニューレ紐は指1本のゆとりを持ってしめてある
5)痙攣(てんかん発作) ・衣類をゆるめ楽な姿勢
・発作の時間、様子を観察
・SpO2の低下を認めれば酸素吸入(投与)⇒
・抗けいれん剤の正しい投与
・過労、感染などに気をつける
⇒救急車を呼び緊急用の連絡先へ搬送
6)移動時などの車椅子からの転落/転倒 ・損傷箇所を確認し、状態によりこども病院(□最寄の救急病院へ□緊急用連絡先へ) ・段差、障害物などに気をつける
7)バッテリー切れ ・最寄のAC電源(コンセント)あるいは内蔵バッテリー ・内蔵バッテリー充電
・充電器と予備を含むバッテリーの準備
8)人工呼吸器が突然作動しなくなる ・業者へ連絡、用手人工呼吸バッグ使用  
<2.日常的に起こりうる事象>
1)呼吸器回路やウォータートラップ内に水が貯留し、呼吸器内への逆流 ・吸引 ・常に回路全体を最も低いところにウォータートラップを置く
2)呼吸器回路のひっぱりなどによる気管切開への過度の刺激   ・1)4)と同様
・回路の固定
・障害物に気をつけながら移動する
3)SpO2の低下 ・吸引 それでも改善がみられない場合んは、酸素吸入(投与)  
4)脱水   ・天候などをみながら水分を促す
・日陰を選んで移動
・発汗、排尿状態をみながら水分を調節
5)疲労による体力低下(易感染) ・訴えや様子をみながら休憩する ・人混みを避ける、事前の体調管理、体位の工夫


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